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起業にも欠かせない「天・地・人」とは?

【はじめに】

 いわゆる天の時、地の利、人の和と言われる言葉は

誰しも一度は耳にしていると思います。

 

 戦国武将の評価の際や、企業の盛衰を語る際に

よく使われる言葉でもあります。

 

 この言葉は

年齢に関係なく起業・独立を目指す場合にも当てはまる言葉であり、

戒めの言葉でもあります。

 

 今日はこの3つの要点について紹介したいと思います。

 

 

【天の時とは?】

 

 これには2つの意味があると思います。

 

 ひとつは

起業のタイミング

を意味する天の時です。

 

 この3年にわたるコロナ禍の中で予定していた飲食や物販での開業を

2年にわたって延期を余儀なくされ、最終的に一時保留としたケースや、

想定外の円安などの経済状況の激変で出鼻を挫かれるといったケースは、

今やどの業種でも関係してくるアクシデント=時の運と言えます。

 

 ここまで極端でなくても、

拙速に過ぎた開業や、この反対に絶好のタイミングを逸しての

二番煎じでの開業といったケースもあります。

 

 前者の場合は、まさに神のみぞ知る事態です。

身も蓋もない言い方になりますが、文字通り不運、天運の無さと言えます。

 

 ですが、後者に関しては最終的にはあくまでも自己の判断での決断のはずです。

避けようと思えば避けられたかもしれないのです。

 

 競合する同業者の開業に刺激されて、準備未了のまま開業してしまう。

 慎重に過ぎて、先行者利益獲得のチャンスをみすみす他人に明け渡してしまう。

 

 「もう少し慎重に構えていられたら」

 「あの時決断さえしていれば」は、どんな時も何の益にもなりません。

 

 中には「彼の言うことを信じなければ」「彼がもっと強く言ってくれれば」

等のように他責にすることで現実を見ないような情けないケースも少なくありません。

 

 特に、シニア世代での起業・独立という一大決心の結果、

この様な事態を招くことは誰の得にもなりません。何の解決にも結び付きません。

 

 もう一つの天の時は、

起業・独立の為に許された時間(の猶予)

という意味の時です。

 

 前にも書きましたが、起業・独立に年齢制限はありません。

60才どころか70代での起業志望者もいますし、30代で決心した方もいました。

 

 ですが決定的に違うのは、起業準備に許される時間の量です。

 

 当然のことですが、

早いうちから起業や独立を見据え、計画的に準備を進める場合は

余裕のある行動が可能ですし、何度も軌道修正や計画見直しが出来ます。

そういった時間的猶予が十分与えられている訳です。

 

 

 極端に言えば、

一度失敗しても再び再準備にかかるだけの時間も持ち合わせているのです。

 

 ですが、シニア世代で起業を目指す場合、限られた時間は圧倒的に少なくなっています。

 

 その中で準備を進めるためには、

1日当たり、1週間当たりの準備にかける時間量を高めるしかありません。

 

 ある種の資格を取得しなければ開業できないのであれば、

土日祝日は無論の事、平日も早朝や深夜に時間を作る必要があります。

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