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起業にも欠かせない「天・地・人」とは?

通勤途上でも可能であれば勉強時間に充てることも想定しなくてはいけないでしょう。

 

 若い世代と同じ時間配分と作業量では間に合わない、

というシニア世代が置かれた前提をしっかり認識すべきです。

 

 

【地の利とは?】

 ここで言う「地の利」とは、仕事の場と終の棲家の二つの意味を持つものです。

 

 起業・独立の際に、今の住まいで可能なのか? 転居が避けられない仕事なのか?

 

 仮にリモートワークで可能な仕事で独立するならば

あえて都心に暮らす必要はありません。

 

 賃貸住まいであれば、高額の都心の駅チカでなくても

郊外の割安な物件での仕事も十分可能になります。

 

 もう一つ、仕事の場にはターゲットユーザーの存在も関係してきます。

 

 ユーザーは確実に存在する地域であっても既に競合激戦のエリアであったら?

 

 貴方は最後発のハンデを顧みずにあえてその争いの中に飛び込みますか?

それともパイは小さくとも競合がいない新興地域で、市場の独占を目指しますか?

 

 いくら提供するサービスが魅力的であっても、

それを欲する市場での開業でなければ事業としては成立しません。

 

 確実に需要層が存在する市場を選択する事、

当然のことと思いがちですが、これが案外実践となると出来ないケースがあります。

 

 いくらいい餌を付けて釣りを始めても、

そこにいる魚が食べない餌では、魚群が見えていても釣果には繋がりません。

更に漁場の選択を間違えていれば、魚影の無い場所で延々と釣竿を垂らすだけに終始します。

 

 「画期的な商品、サービスの提供なのだから需要は勝手についてくる。」

 

 全くのゼロとは言いませんが、起業初心者でこの考えで成功に辿り着いた事例は、

私は残念ですが知りません。

 

 

 

【人の和とは?】

 最後の人の和とは家族との和、地元地域との和、

そしてビジネスパートナーとの和です。

 

 家族の承諾を得ないまま、または説明不十分なままに開業した場合、

追い風の旅立ちであればまだしも、向かい風が強くなった場合には

隠されていた不満や不安が一気に噴出します。

 

 仕事上で問題を抱え、帰宅したら家族とも問題が生じている環境では

結果はどうなるでしょう?

 

 同様に周辺との接点についても無視は出来ません。

仮に起業後の仕事の都合上で家族を伴って転居をした場合、

自宅を職場にしていなければ、自分は仕事場に出向くことで生活のメリハリが持てます。

 

 ですが専業主婦のパートナーは、終日誰一人知り合いのいない地で過ごすのです。 

子供も転校することになれば相当なストレスを課すことになります。

 

 またリモートワークで終日夫婦が同じ屋根の下で暮らす場合も問題ありです。

夫婦と言えども一人になる時間は貴重ですし、気持ちの切り替えにも欠かせないのです。

 

 いればいたで、いなければいないで、

夫婦間に亀裂を生じさせるリスクはよく理解しておくべきでしょう。

 

 行き着き先が「熟年離婚」では何のための起業・独立だったのかとなります。

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