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遺言書にも「賞味期限」? 価値が変わる内容の定期的な見直し

 

 

遺言書を遺しておく事は、家族の争いを避けるには最も有効な手立てと言われて久しいですね。 

 

私自身も自身のブログやコラムでは「50才になったら、一度は遺言を書いてみましょう。」 

とか「子どものいない夫婦なら、遺言書が貴方の配偶者を守る唯一の方法です。」など等、

積極的に遺言を書くと言う事、即ち相続について正しく向き合う事を推奨しています。

 

とはいえ、遺言書を書きあげた途端、これにて一件落着とばかり、公証役場や金庫の奥に保管しっぱなし、という話を耳にします。

 

タイトルに書いたように遺言書の中身が「完璧な内容」であっても、賞味期限と言いますか、有効期限は存在するのです。  

 

価値が変わる遺言書の有効期限

例えば、金融資産の場合、株式や投資信託の様に価格変動するものは遺言執筆時には相続人同士に納得のいく価値を有していたとしても、時がたって、相続発生の時にどう変動しているか? 

 

「〇〇会社の株券、1万株は兄に取得させる。」 「〇〇証券の投資信託全口座は弟に取得させる。」と言う内容で、相続時に価値がどう変化しているか?  

 

自分の相続分が「下落」していれば、当初の相続分は他の相続人の取り分に比べ著しく減少している訳です。 下手をすれば株を発行した会社が倒産しており、全くの紙くずと化しているケースもあります。 

 

それでも貴方は、そのまま現状を受け入れますか?

  

逆に自分の持ち分だけが急騰していれば? 他の相続人がどういう行動に出るでしょう。

 

では、価格変動のリスクのある有価証券よりは、堅実な不動産ならば問題はないでしょうか? 

 

そうでもありません。 不動産でも同じことが発生します。  

相続したマンションが震災などで価値が下落し、所有する事が負担になったケースや、 

地域再開発の対象エリアになった為、一気に地価が高騰した事例等ごく普通に起こっています。

 

金融資産や不動産でも変動 

遺言書作成時には金融資産、不動産等バランスのとれた財産の配分が可能であっても、5年、10年後も同じ価値である保証はどこにもありません。

 

遺言書は、まず書く事が最優先されますが、同じ様に内容の再度、再再度に渡るチェックと必要に応じた修正も重要事項なのです。 

 

仮に今から20年前に50代の方が早々と子供達へ遺言を遺したとして、20年後の今、その内容は作成当初のバランスを保持したものでしょうか? 

 

20年後の子供たちの生活環境はどうでしょう?

 

兄弟間でその後の人生に明暗が分かれる事もごく当たり前の出来事です。  

当時は公平な財産の配分も、現在の状況如何では兄弟間に不満を生じさせる配分になっているかもしれません。

 

貴方の次の相続について 

もう一つの懸念は、遺言書の内容は「貴方の次の相続」を考慮した内容であるかどうかです。

 

一般的な場合、夫婦の場合、夫が先に旅立ちます。 

子供同士も良好な関係で、特におカネに困っていることもないような「穏やかな家族関係」の場合、配偶者控除の適用で相続財産の大半、又はすべてを遺された妻へ相続させる場合があります。

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