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『食卓の教科書』焼酎のはなし。

 

焼酎は、1546年にジョルジュ・アルバレスが書いた書物「日本の諸事に関する報告(3年後に来日するフランシスコ・ザビエルへの報告書)」に登場。つまり、1500年頃には日本でも飲まれていたと推測されます。

 

時を経て1984年の酎ハイブーム。ストレートやお湯割りから、レモンハイやカルピス割り、ウーロン割りなどバリエーションも豊富になり、 女性も気軽に飲めるお酒として広く市民権を得ました。

 

このところ再ブームの理由の1つが健康。「酔い覚めが良く二日酔いしにくい」「血液をサラサラにし血栓症に効果的」…。健康的なお酒として注目されています。

 

焼酎は甲類と乙類の2種類

 

◆甲類 連続式蒸留機(パテントスチル)で醸造、アルコール度数36度未満

◆乙類 単式蒸留機(ポットスチル)で醸造アルコール度数45度以下。「本格焼酎」と書かれていることも多い。沖縄の泡盛は単式蒸留の乙類。

 

焼酎の特長

 

◆香り

◆世界で唯一新酒の状態で飲用

◆主原料の種類が豊富

◆飲み方が豊富

◆食中酒として楽しめる

◆健康的

 

 

香りのお酒と言われる理由は、主原料ごとの特徴的な香り。味もそれぞれ(米、麦、芋、黒糖、そば、ごまなど)異なり、自分好みを探す楽しみがあります。

 

飲み方もさまざま。 ストレート、オンザロック、水割、お湯割、パーシャルショット、酎ハイ、番茶やウーロン茶割り、カクテル的…。季節に合わせた楽しみ方もできます。

 

たとえばパーシャルショット。冷凍庫にボトルごと入れ、とろっとした状態で濃厚さを味わいます。夏に最適ですが、寒い冬暖かい部屋で飲むのも、粋です。

 

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