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しゃべり方ひとつで明暗が分かれる?

 

 

【人事担当者との対話で】

  これは新卒者、中途採用者に共通して言えることですと

知り合いの人事(採用)担当者の方が語ったことです。

 

 最初の書類選考では、文章のまとまりや、主旨の分かりやすさ、

自身のセールスポイントの表現などをチェックし、誤字脱字は即減点だそうです。

 

 その後の面接の際に、大きく印象が変わるのが「喋り」の差だそうです。

 

 あれだけ理路整然とした文章を書いた人物なのに、語りだすと要領を全く得ない。

彼もプロ、採用で飯を喰っている訳ですから、ただの緊張によるものやあがり症は

すぐに把握出来るそうで、その場合にはそれなりの情状酌量はするそうです。

 

 問題なのが、そうでないのに回りくどいしゃべり方しかしないタイプや、

前項で述べたような前かがみにならないと聴き取れないような声量でしかしゃべらない

(しゃべれない?)ような相手には確実にマイナス評価を付けると断言しました。

 

 採用の大前提は事務職であろうと営業職であろうと人と人の会話は必須、

それが社内の部門間であっても、取引先や新規開拓の部門であっても同じ。

 

 余人をもって代えがたい高度なスキルや専門知識を持っているならいざ知らず、

甲乙つけがたい人材から選考するという場合は「どちらと一緒に仕事をしたいか?」

この一点で最終結論を出すと言っていました。

 

 前項で紹介した私との相談のやり取りであれば、何度も聞き返したり

内容の確認を時間をかけて行うことは可能です。

 

 ですが、人生をかけた就職の場にそんな時間の余裕はありません。

いわば「一期一会」の場で、僅かな印象の差が明暗を分けるのです。

 

 

 【終わりに】

  就職以外でも起業・独立の場合でも同じことが言えます。

資金融資の相談の場でも、小声でしか話さない人には自信が窺えません。

本当にこの事業計画に自信があるのか?と勘繰られます。

 

 同様に事務所を借りる、業務提携を持ち掛ける場合でも

一抹の不安を相手に与えるのは避けられません。

 

 要するに、何の得にもならないのです。

 

 私の業務の範囲でも、起業相談の方がこのケースに当てはまる場合は

「貴方自身から覚悟が見えません。計画を立てたのは本当に貴方ですか?」

と遠慮なく踏み込むようにしています。

 

 しゃべり方、口調だけでそんなに差が出ますか?

 

 こう問われれば、私は「その通りです」と即答するでしょう。 

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