シニアの起業支援について
【はじめに】
3年にわたるコロナ禍もようやく出口が見えてきた現在、
これまで息を潜めていた? シニアの起業・独立に向けての相談が復活してます。
今回は東京都における各種公的機関による起業支援策を紹介したいと思います。
【東京都の場合】
「女性・若者・シニア創業サポート事業」として融資を支援してます。
ここで言うシニアは「55才以上」が対象となります。
融資額としては、最大で1,500万円まで、運転資金の場合は半額の750万円まで、
固定金利が1%以内、無担保で返済期間は10年以内といった内容です。
また融資の他にも専門家による事業計画のアドバイスも受けることが出来ます。
融資の前には事業計画の審査がありますが、ここをクリアすれば上記の融資が受けられます。
ただ条件として、「地域の需要や雇用を支える事業」であることと明記されているので
シニアの場合、これまでの人脈や経験を活かした地域企業へのコンサルといった事業等が
支援対象となるようです。
詳細は 以下のリンクから確認ください。
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/chushou/kinyu/yuushi/support/
【中小企業振興公社の場合】
ここでは「創業助成金」という名目で支援策が用意されています。
簡単に紹介しますと、年齢制限などはありません、
但し公社の指定する要件を満たすことが支援の対象となりますのでご注意下さい。
最大で300万円までを助成(下限は100万円)
助成率としては、対象と認められる経費の2/3以内とされています。
助成期間は交付の決定日から6か月以上2年以内となります。
また助成期間終了後も公社による継続的な支援が謳われています。
これも詳細は以下のリンクからお願いします。
https://www.tokyo-sogyo-net.metro.tokyo.lg.jp/finance/sogyo_josei.html
【日本政策金融公庫の場合】
「女性・若者・シニア起業家支援資金」という名目です。
対象はシニアの場合、55才以上となります。
資金の用途としては、新規事業を始める、事業開始後に必要とする設備資金や運転資金
となっています。
融資額としては最大で7,200万円、運転資金の場合は4,800万円までとなります。
返済期間は、設備資金の場合は20年以内、運転資金は7年以内となります。
利率については個別の要件によって変わりますのでご注意ください。
ただ、技術やノウハウに新規性が認められると有利な利率が適用されるようです。
担保や保証人に関しても相談に応じるともありました。
先の利率の件や、併用できる別の融資制度等、いろいろな制度があるので
これも以下のリンクからHPを参照して下さい。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html
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