シニアの起業支援について
【教育訓練給付制度】
こちらは厚労省が行う支援サービスとなります。
大きく分けて「一般教育訓練」「特定一般教育訓練」「専門実践教育訓練」
の3つに分類され、それぞれの訓練終了後に一定の金額が支給されるものです。
一般教育訓練に該当するものには
英検、TOEIC、日商簿記検定等があり、
受講費用の20%、上限10万円が支給されます。
特定一般教育訓練に該当するものには
社労士、税理士、行政書士、司法書士、FP技能検定等があり、
受講費用の40%、上限20万円が支給されます。
専門実践教育訓練に該当するものには
看護師、助産師、介護福祉士、調理士、キャリアコンサルタント等があり、
受講費用の50%、年間で上限40万円が受講中6か月毎に支給されます。
※一定の条件を満たせば費用の70%、年間上限が56万円の支給となります。
特定一般教育訓練の中に、私が携わる士業の資格取得が含まれています。
一般的な資格取得の講座受講や学校での受講の場合、受講期間は異なりますが、
概ね社労士で30万円前後、税理士は70万円前雄、FP技能検定で2級の場合で焼く10万円が
相場となるようです。
決して安くはない費用ですから、この制度の活用は検討に値するでしょう。
【シニア起業は伸長】
起業に向けての資金面や事業計画の支援等、公的機関による支援策は
かなり多岐にわたります。
では実際のシニア起業はどうなっているのでしょうか?
2020年度のデータでは新規開業者に占める「50才以上の比率は約27%」
に達したとありました。4人に1人は既にシニア世代となっているのです!
シニアの強みとしてよく言われるのが、長年培ってきた経験、
それに伴うノウハウやスキル等があります。
自分でも気付いていないようなノウハウやスキルについては
第三者に判断してもらうのが早道です。
それらがうまく活用できるようであれば、起業や独立は可能です。
ここに紹介したような支援策を自分に合わせて利用し、
学び直しや50の手習いを厭わなければ、新しい仕事との出会い、
それによる新たな第二の人生を迎える事にも繋がるのです。
今や人生100年時代です、
60才では20才前後で社会に出たとしてもようやく折り返しを過ぎた直後です。
今後の長い人生の為にも、新たな気持ちで仕事に向き合うようにしたいですね。
あなたの気になる疑問お寄せ下さい!
投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!
お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。
質問例
- (相続)息子の株損失を肩代わりした贈与を節税したい
- (メイク)登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱりメイク
- (整理収納)会社でデスクを整理整頓してキレイに見えるコツ
- (運動)慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
- 質問内容