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なぜ転職を決めたのか? 

 

【はじめに】

 2月20日付の日経新聞の特集に40代以降に転職する女性の増加についての記事が

掲載されていました。

 

記事を読んでみると、女性に限らず、男性にも通じる内容が見受けられたので

私の相談経験も交えて、比較的若い世代での転職事情について紹介したいと思います。

 

 

【転職を決めた理由は?】

 記事によりますと転職経験者で、転職を決めた理由のトップは

「今の仕事にやりがいがない」でした。

 

以下、

「会社の将来性に不安」

「転職後の仕事に魅力を感じた」

「職場の人間関係「と続きます。

 

 トップの「やりがいがない」は全体の23,4%で約1/4に迫っていました。

私の経験上でもやりがいの問題は職場の人間関係と並んで転職動機の双璧で、

特に女性の場合「実質すべて私が担って実現したプロジェクトも素人同然の

男性管理職の実績とされたこと」や「常に男性社員のサポートの立ち位置を

強いられた」等が挙がっていました。

 

 2位の会社の将来性に関してはほぼ男女とも同数でやはりコロナ禍によって

想像以上の経営不振や悪化を目の当たりにして、「自分に自信のある方ほど」

強い危機意識を持って、積極的に転職先を探し始めていました。

 

 3位の人間関係も先のやりがいと重複する箇所が多いのですが、

上司や部署の責任者との相性問題が男女ともに目立ちました。

意外に同僚や部下との問題としては「事なかれ主義の同僚ばかり」

「慣例重視の社風が若手にまで浸透してきた」等の理由がありました。

 転職した方の中には、業績悪化による人員整理や吸収合併による部署異動等で

心ならずも今の職場から離脱を余儀なくされたというケースもありました。

 

 

 

【転職時の注意事項】

 

 転職を決めた理由は上記のようなものがありましたが、

必ずしも、転職後に自分が思い描いたような結果に結びつかない事例も無いわけではありません。

 

 比率はさほど多くはなかったですが「待遇面」の理由で転職したものの、

確かに自分が希望する収入を得ることは出来たものの、以前とは比較にならないハードワークで

早朝・深夜残業に加えて休日出勤も常態化しているというケース。

 

 「働きやすい職場・人間関係で苦労しない職場」を選んだものの

どうにも仕事自体があまりに単調、低レベルに終始し、やる気を失ったというケース。

 

 さらに「やりがいを求めて」転職したものの、

仕事のやりがい以外は職場環境や人間関係が最悪だったといったケース。

 

 ひとつの理由だけに執着した結果、それ以外の注意が疎かになったために

このような結果を招いたという悩みを口にする方も何人かいました。

 

 40代であっても転職は人生の中での一大事件です。

ひとつの条件だけに固執し、それを完全にクリアする会社に巡り合ったため、

その他の職場環境や、業務内容への注意を疎かにしてしまってはハイリスクな転職と

言わざるを得ません。

 

 今の職場内でも評価できる項目はあるはずで、その項目に加えて転職の動機を

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