従来と異なる令和の書類選考
令和の履歴書の重み
ほぼ3年にわたるコロナの蔓延によって、
極端なケースでは対面での面接は最終のただ1回というケース、
下手をすればそれもリモートでの面談といったケースが増えてきているようです。
では、それまでの選考では何を重要視しているかと言えば、
書類選考であり、提出書類の内容の精査ということになります。
今を去ること10数年前に
私自身が人材バンクで応募した3つの会社では
書類選考は1回きりでその後は複数回の対面での面接でした。
当然その場では履歴書や職務経歴書に書かれていない経歴や仕事への取り組み方、
理念といった言葉では言い尽くせない事柄を問い質されたものでした。
令和の今、
それらのプロセスは「ただ一回の書類」の中身で完結してしまうのです。
ものを書くのが苦手で、
口では言い表せるのですが、
話せば思いを伝えることは出来ます。
このような事情は今や問答無用のハンデとなってしまうのです。
では、せめて採用担当者の目に留まるだけの内容、
その書き方についての基礎知識だけでも事前に取得しておけば、
何もしないままよりは可能性の門は開くのではないでしょか?
今日は、ハローワークでも推奨している「文章の書き方」から
まずは「履歴書」について紹介したいと思います。
履歴書の作成の基礎
1:誤字・脱字を見逃す
あえて言うまでもないことですが、「誤字脱字」は絶対ご法度です。
なかには「書いてある内容の方が重要、たかが誤字くらいで」
とうそぶく方もいますが、採用側の視点では「こんな字も知らんのか?」
「採用してもこんな注意力では戦力になるのか?」というネガティブな視点と
なるのです。
本人の言う通り、内容は充実していたとしても
いきなり最初のページで誤字が出てくれば、その場で選考終了にもなり兼ねません。
まずは、用意された土俵に上がる為に細心の注意を払いましょう。
2:指定・指示事項を無視する
慌てていてという言い訳も一理はあるでしょうが、黒のボールペンで記入と
わざわざ指定されているにも関わらず、万年筆で記入したり青のペンを使ったりは
我が強いだけの厄介者か、本当に注意力欠如なのか、やはり印象は良くはありません。
3:意図的に経歴を省略・誇張する
その場は凌げてもいずれ事実は発覚します。詐称していた場合等では採用取り止めも
十分あり得ますし、希望した職種から外されても文句は言えないでしょう。
4:指定された様式を守らない
履歴書の様式についても、最近は会社のホームページ内から履歴書がダウンロード出来る
仕組みも増えてきました。
これをプリントアウトして記入することも、
パソコン上で作成することも可能なケースもあります。
他にも一般に市販されている履歴書で構わないというケースもありますが、
「当社指定の」というケースもまた少なくありません。
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