インターネットの功罪 ~リスクマネジメント編~
最近はGoogle検索などで、「これこれの内容のメールが届いた」等の曖昧ワードでの検索だけでも、この手の怪しいメールや悪徳商法の事例を紹介するサイトが数多くヒットします。
まずは、この方法で相手の素性を調べることも必要でしょう。
【自動入会サイト】
何と言ってもこの手の筆頭は「アダルトサイト」ですね。
つい出来心(?)でクリックしたとたん、「入会ありがとうございます!」
「何日の何時までに入会金その他ン万円を以下に振り込んで下さい。」と矢継ぎ早に返信が来ます!
何とか取り消そうとすると、今度は「間違ってクリックした場合はこちらまで連絡をください~メアドもしくは電話番号」といった画面が出てきます。
この手のサイトは基本的に素人ではどうやっても消せないようです。
いったん電源を落として、再起動させても立ち上がった画面には再びあの画面が表示されます。
アダルトサイト以外でも格安販売の通販や国内外のツアーの勧誘など、同じようなサイトは少なくありません。 業務の合間に、つい気分転換でという心の隙を突かれて、ポチっとしてしまう訳ですね。
捨ての場合に有効とは言えませんが、
こういう場合、まず「これ以上のアクションを起こさない」事です。
先に書いたような、同じサイト内に設置されている取消方法を教えます的な「誘導サイト」には絶対接触しないようにして下さい。
先の迷惑メールでも説明しましたが、これも「無差別に送信」をしているので、この時点では誰がクリックしたかまでは判明していません。 ここで慌てて連絡を取ると、メールであれば貴方のアドレスが、電話対応であれば何かと理由をつけて氏名や住所、連絡先を聞き出されます。 こうなると、貴方は自分からたちの悪い相手に個人情報を提供したことになるのです。
オレオレ詐欺とまでは言いませんが、この手の世界はヨコのつながりが緊密で入手した情報はあっという間に「業界内に」拡散されます、結果次から次へと怪しいサイトが押し寄せる事になるのです!
まずは、スケベ心を出さない事、
特に自宅で起業した場合等で、業務と兼用しているパソコンならば厳禁です。
では、ついつい画面に貼りつかせてしまったら?
人の目を気にしないのであれば、放置するだけです。
相手にはまだ貴方の素性は判明していないのですから、これ以上の被害にはなりません。
ですが、「恥をさらしたくない」と言う気持ちが強い場合には、
やはり画面上から削除する方法を実施するしかありません。
【システムの復元】
Windowsではプログラムの中で「システムの復元」というものがあります。
これはある意味「タイムマシン」機能と言えるもので、1週間前とか3日前のように定められた過去に遡って、データを逆更新するのです。
昨日、「やらかしてしまった」ならば、3日前のシステムに戻せば影も形も無くなる訳です。 とはいえ、ウイルスだけを駆除する訳でもありません、その間に更新したデータやお気に入りに登録したサイトなどが消えている可能性はあります。 あまり過去に遡りすぎると、とばっちり消去のリスクの範囲は拡がる事も認識して下さい。
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