お花見に役立つ道具はこれ! 混雑時にも使える便利グッズ3点
早いもので、3月中旬にもなれば南の方では桜の気配が近づいてきています。今年も全国で薄桃色の桜吹雪を楽しめるでしょう。
桜の開花といえば、お花見。持って行くと便利な道具をご紹介します。
折りたたみ椅子
レジャーシートも持って行って構いませんが、芝生や土の地面は思ったよりも冷たいもの。長時間座りっぱなしでお尻を冷やすと、50代の体にこたえます。
地面から浮いている折りたたみ式のイスなら桜の木の下がどんな状態でも安心して座れます。パイプ式の小さな折りたたみ椅子は100円ショップにも売っているほど安価で携帯性にも優れています。
ブルーシートのように雨が降ってきたら上に水たまりができてしまう心配もありませんし、その後の泥濘んだ地面の上でも休めます。
風船とヘリウムガス缶
新宿御苑や舞鶴公園、弘前公園など大きくて広いお花見会場では大人でも迷子になる可能性があります。お酒でホロ酔いなら尚更、トイレの帰りに方向を見失って携帯で連絡を取るハメに陥ることも。
人間が息で風船を膨らませても浮きませんので、ヘリウムガス缶で膨らませて紐を垂らし、近くの木や柱に括りつけましょう。近くに何もないときは重くて動かないクーラーボックスや空き瓶が使えます。なるべく紐を長くして高い所に風船を目立たせます。方向感覚が散漫になってくる年齢の方にとって助かる目印です。
風船はよくあるゴム風船ではなく、風圧が必要ないアルミ製バルーンをご用意ください。携帯用ヘリウムガス缶は噴射の圧力が弱いからです。
ウェットティッシュ
お花見とくれば焼肉バーベキュー、BBQが定番。最近のお花見スポットでは食材とグリル用品がセットになったレンタルバーベキューサービスも充実しており、手ぶらで炭火焼きを楽しむことが出来ます。
炭で火をおこして金網に肉を並べ、滴る脂の焦がされた匂いが食欲をそそり、焼けたてを割り箸でタレにつけて口へ運ぶ、その全てでウェットティッシュが大変役に立ちます。
グリルをうちわで仰ぐと細かい炭のススが宙を舞って服や顔に付き、熱せられてパチッと弾けた牛脂のしずくが手元や袖口へ付着し、付けすぎたタレが膝上へポタポタ落ちて、口元は焼肉の脂まみれになりますからね。
いずれの場合もウェットテッシュさえあればサッと一拭きで服も体も清潔なまま。軽いヤケドや、屋外の不安定まな板の上でする包丁調理で指を切ったときにも応急処置が可能と万能を極めています。60歳にもなると料理もベテランの域かとは思いますが、万が一に備えましょう。
便利なお花見道具で、観桜会を快適にお過ごしください。