アパートの空室対策講座
空室対策は大きく2つの方法がある!
① アパート・マンションの見学者 (以下「内見者」と言う) を増やす。
② 内見者と契約する率 (成約率) を高める。
以上をどの様に工夫するかが、あなたの空室を埋める近道です。
アパート・マンション・借家の見学者は誰が連れてきますか?あなたの物件を紹介してくれるのは、そう不動産業者です。不動産業者と上手く付き合いが出来るかが第1歩となります。
あなたはどの様に不動産会社にお願いしていますか?今まで付き合いのある不動産会社は1社だけではないですか。もし、その様な方法でしたら、一度違う不動産会社にお願いしてみましょう。
一口に不動産会社と言っても各社、得意・不得手な分野があります。あなたは不動産の「賃貸の仲介」が得意な業者を選ぶ必要があります。
「賃貸の仲介」 が得意な会社を見極める。
1. 交通の便が良く人通りの多い場所にある。
2. 表側のガラス面に賃貸物件を多く貼り出している。
3. 来客用のカウンターがあり、対応する社員の表情が明るい。
4. 数店舗ある。(大手でなくても良い)
5. インターネットが充実している。
6. 募集広告がカラーで見やすい。
7. 募集している建物に「入居者募集」の看板(貼紙)がある。
さて、上記の様な不動産会社が見つかったとします。次にあなたのすることは、
お気に入りの担当者と、仲良くすることです。
なぜなら、どんなに良いアパート・マンションでも、嫌いな大家さんの物件は「紹介しない」と言うことです。不動産会社の社員は一般的に営業成績で給与が変わります。もっと言えば、好きな大家さんの気に入った物件は本気で案内します。多少難がある物件でも「あなたとの関係が良ければ」紹介してくれるでしょう。
担当者と、親しくなる方法。
例えば、
① 「近くを通った」と、訪問し世間話をする。
② 修繕・リフォーム工事をすぐ報告する。
③ 昼頃、さりげなく寄って食事に誘う。
④ 社長に「今月決めてくれたら、1ヶ月多く(広告費を)払う」と約束する。
⑤ 金曜日に、「土日に(案内)お願いします」と電話しておく。
⑥ 物件のアピールポイントを、普段から伝えておく。
などなど。まだまだあります。ココで全ては書けません。一度私に相談して下さい。
さて、仲良くなった営業マンは、きっと、あなたのアパート・マンションを「優先的」に案内してくれるでしょう。
ここまでで、空室対策の第1の「内見者を増やす」ポイントはクリアできました。
次に重要なのは、内見に来たお客様に、あなたの物件(建物)を気に入って貰わなければなりません。
この内見者の数と成約率には大きな相関関係があり、新築で約30%、中古で約20%と言われています。つまり、新築なら内見者3~4人に1人が、中古なら5人に1人が契約するということです。したがって、内見者が2~3人しかいないからといって、すぐに家賃を下げなければならないということはありません。この場合は、まず内見者を増やすことはできないかどうかをチェックする方が先決です。もう一度不動産会社と上手く付き合う方法を考えて下さい。
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