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アパートの空室対策講座

 

そこで、ここからは、内見者と成約率を上げる工夫について見ていきましょう。

 

以下のすべての工夫を駆使すれば、成約率をあと20~30%は上げることができるようになります。できるだけお金を掛けない方法から実践しましょう。

 

(1)駐車場・建物全体の掃除

良く管理されている建物・駐車場は全体的に整然としています。自転車置場に錆びた自転車や放置バイクが無造作にあるのは見た目が良くありません。所有者が分からないものは告知後、大型ゴミとして処分しましょう。

また、駐車場に雑草が延びているのは非常に見苦しいです。普段から草取り・除草剤散布などで管理しましょう。小さな子供さんが多い建物は、除草剤散布の前後、告知をすると良いでしょう。

 

(2)建物入口付近の掃除

建物入口(階段上り口)は建物の顔です。ゴミが散乱していたり、引越後の大型ゴミがありませんか?特に集合ポストからチラシが溢れていたりすると、最悪です。空室のポストへチラシは入れないように業者(会社・店舗)へ連絡します。また、ポスティング業者にも(入れないように)必ず連絡します。それでも止めない業者にはもっと良い方法がありますので、一度御連絡下さい。

 

(3)階段・廊下の掃除

階段・廊下は毎日歩く場所です、風が強く吹いた後は隅にゴミが溜まります。充電式の小型掃除機などで、こまめな掃除をすると良いでしょう。ゴミ一つない階段・廊下はとても気持ちが良いものです。

駐車場・階段・廊下に「禁煙」の表示をするのもポイ捨てを予防します。小さな子供さんが多い建物は、お菓子の食べこぼしや紙袋が散乱しやすいです。

 

(4)部屋の空気を入れ替える

空室は部屋の空気が悪くなります。そこで、内見者が増える週末になる前に空気を入れ替えるようにします。夏場は内見者の到達直前に、オーナー自身で入れ替えるようにしましょう。都合が付かない場合、家族にも協力してもらいましょう。家族も都合がつかない場合は、吸気口を開にして換気扇のスイッチを入れたままにしておきます。

夏場は排水の封水(トラップ)切れの異臭を防ぐために、2~3日に1度はキッチンやトイレ、洗面所の水を流すようにします。排水溝にラップをする方法も有効です。

可能なら、内見者が到着する前に換気をして、必要に応じてエアコンをつけ快適な状態にしておくといいでしょう。

 

(5)清掃済みの表示

トイレや玄関にハウスクリーニング済みの貼り紙をします。普通、クリーニング業者がしますが、無い場合は自作して表示しましょう。

トイレの便器に「消毒済」の帯はインパクトがあります。

 

(6)スリッパの用意

内見者は客様です。お客様ですから、スリッパは必ず用意しておきましょう。特に冬場は足元が冷たいので必須です。また、スリッパ立てを用意しておくと、散乱することがありません。内見者の案内を業者が続けてするにも印象がよいです。家族連れで内見する場合もあるので、スリッパは多め(5人分)に用意しましょう。

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