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シニアでも新入生の気持ちが大切

【はじめに】

 定年退職後や早期退職で50代で新たな職場と言うステージに立つ場合、

残念な立ち回りをしてしまい、早々に挫折するケースは今も後を絶ちません。

 

 今回はそういう事態に陥らない為に特に意識すべきポイントを紹介したいと思います。

 

 

 【今は新入生であり初年兵であることを自覚】

  例えば運動部の選手の場合、高校3年時にはエースで4番の主将だったとしても

大学や社会人になれば、ほぼ全てにおいて1年生の新入部員でしかありません。

 

 もしかすると球拾いやグランド整備から始める事が最初の役目ということもあるでしょう。

そこでは高校時代の実績も自信も通用はしません。

 

 これと全く同じことが言えるのが、再就職や転職、または起業・独立の場合です。

いくら会社の看板を背負って重職を担ってきても、社外に豊富な人脈を築いたとしても

今の仕事に活かすことが出来ないのであれば、何の意味も持ちません。

 

 今までは指導的立場であり、組織の中で推進役だったのが、いきなり上からの指示で動く、

言われたことを遂行するのが日常の生活になることを認めないことにはすぐに壁に直面します。

 

 

【こういう考えはは百害しかありません】

 特に会社員時代に社会的な成功を収めた方や、管理職、役員と言った重鎮だった場合、

自分の仕事の進め方で会社の繁栄に貢献したという自信を持ちます。

実際に社内や取引先からの十分すぎる賛辞を受けており、承認欲求が満たされてきたという方は

職場が変われど同じ立場で受け入れられると思い込みがちです。

 

 成功体験や自身の経験が全てに勝る。それはそのまま他人にも通用するものと「思い込んで」

無意識に押しつけがましい態度を取ってしまう。

 

 ~すべきだ

 ~いう通りにやればうまくいくから

 ~私に任せなさい

 ~この方法が一番いいんだ

 

 厄介なのは、中には的確なアドバイスであるので全てがダメとは言えない点です、

ですが多くの場合、その時代だったから、そのタイミングだったから成功したのであって

今の時代にもそのまま通用するという保証はどこにもありません。

 

 同様に個人のキャラクターに拠るところも大であるため、人によっては何の成果も出せない

ケースはよくあることです。

 

 冒頭に書いたように、自分はこの業界(仕事)では初心者であり何の実績も残してないという事実、

これを受け入れない、あるいは直視しない、さらには相手の考えを理解しない、認めないでは

新たな職場の中で早々に孤立、排除されるのがオチです。

 

 これは起業や独立の場合でも同様で、やはり業界の先輩や業界の慣習を受け入れないまま

開業を果たしたとしても、早々に撤退や破綻を生じるのです。

 

 過去の実績は実績として、リセットしてからの再スタートが出来なければ、

第二の人生はかなり厳しい歩みとなるでしょう。

 

【過信と自信は全くの別物】

  前項と続きますが、過去の成功体験や業績に関しても、内容によります。

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