資格起業を目指す方へ
【はじめに】
最近はビジネス誌等でシニア起業の選択肢の中に
資格取得での起業を掲載するケースが非常に増えているようです。
最近では「一つの資格だけでなく、関連する資格も取得することで差別化を図り
競合に打ち勝つといった内容が目立ってきています。
いわゆる「ワンストップ」で相談者の悩みや相談ごとの全てに対応できます。
この考えは全く間違っていませんし、今後はダブル・トリプル資格での起業が
主流になるのではと、私は考えます。
ですが、資格は取ることがゴールではなく
複数の資格を取得すれば、より大きな成功が約束される訳でもありません。
今日は、資格取得での起業・独立について
私なりの考えを基に事前にしておくべき行動を紹介したいと思います。
【資格は取ってからが勝負】
何度もこの場で書いてきたことですが、資格取得とは
あくまでも第二の人生を託す仕事のスタートラインに立った段階でしかないのです。
さすがに開業すれば黙っていてもすぐに仕事の依頼が殺到する?
と考える方は令和の時代には殆どいなくなったようです。
ですが、では具体的にどんな行動をするのかと言いますと、
意外に多くの方が以下のような策を口にするのです。
「集客策はFacebookからインスタ、事務所のホームページを用意します。」
「開店のチラシをマンションやアパートにもれなく投函してきました。」
「立地も良く、目立つところに看板も設置しました。」
等など、自分で思いついたのか、誰かからの勧誘や推奨をそのまま実行したのか?
決して安くはない費用をかけての告知活動ですが、受け身の告知策で止まっています。
ですが、少し待ってください。
世間的には新しく参入してきた貴方は「業界内では新参者」「実績皆無のひよこ」です。
いくら目立つ宣伝や告知を実行しても、誰も貴方の実績を知らず、人となりを知りません。
特に、悩みや相談といった案件を新人に相談し、依頼するということはないはずです。
最も不特定多数を相手にすると思われる飲食店でも新規開店後の集客には苦労してます。
物販でも同様で、別に貴方のところでなくても手に入るものを扱っている限り、ただ開店しました、
宣伝してますだけで固定客や常連客が付くことはありませんし、認知度も期待通りに高まることも
かなり難しいものといえるでしょう。
苦労の末にようやく手にした資格、
合格直後は達成感と自己実現の余韻で「開業さえすれば、千客万来」と想像する。
何度もこのコラムで書いてますが、
資格は取るだけでは何の意味もないのです。
資格取得を目指す動機は明確になっているでしょうか?
周囲の噂や人気に便乗しての選択ではないですか?
もうひとつ、資格起業の前に、どういった行動をしておくべきか?
これらについて、次に紹介していきます。
【起業・開業の事前告知】
資格起業に限ったものではありませんが、
どんな商売でも言えることは、認知度をいかに迅速に、かつ広範囲で高めるか?
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