資格起業を目指す方へ
自分の仕事はどういった場合に必要とされるのかを広く告知しなければいけません。
SNSやタウン誌などで告知するならば「何でも出来ます」的な告知は逆効果です。
「〇〇のプロです」「こういったお悩みを持つ方は是非」「新人ですが〇〇案件に強いです」
のように対象を絞り込んだ告知でピンポイントの客層に注目してもらうことがポイントです。
まだ開業前で、在職中のような場合であれば、
社内の同僚、上司、後輩に対しての事前告知=宣伝は欠かせませんし、
社外の得意先や趣味の仲間、学生時代の友人知人など、無差別に告知をしましょう。
もっと言えば、いきつけの居酒屋やレストラン、喫茶店、床屋やかかりつけの医師にも
積極的な告知をすべきです。
相手とは長年の交流がありますから、けっこう突っ込んだ質問が来る場合があります。
その時にあやふやな対応では「大丈夫か?」という疑念を生じさせてしまいます。
そうならない為にも、先に書いたように「こういう仕事をしたくで独立します。」
「こういった分野を専門にするので、この手の相談があったらまずは連絡下さい。」
「周囲にこういった問題で悩んでいる方がいましたら、ぜひ紹介して下さい。」
ここでも、具体的な取り扱い業務、特定の分野での強みを即答できるような
事前の備えを固めておく必要があります。
全くの第三者であれば、お茶を濁してその場を取り繕うことは出来ますが、
面識のある相手にあやふや、漠然とした回答などの対応ではマイナスイメージしか与えないのです。
【人脈の差が明暗を分ける?】
いかに社内外、仕事上の繋がり、趣味の繋がりなどの人的な交流の多寡が
効果的な事前告知に繋がるかという点は言うまでもありません。
特に仕事上での繋がりの場合、
仕事ぶりや対人折衝力などは下手をすれば自分が思っている以上に
認識され、思いがけない評価を得ているかもしれません。
または長年直接会っていなくとも
学生時代の同期や先輩後輩で時候の挨拶を欠かさない関係であれば
変にかしこまることなく、資格起業する旨を伝え、協力・助力をお願い出来るはずです。
今さら! と言われるかもしれませんが、
気の置けない関係性、仕事上の繋がり以外の絆があるかないかは重大です。
実際、私が行政書士として開業して、正式業務として受任できたのは
最初から10件目前後までは全て会社員時代の取引先を始め、母親の菩提寺の事務長、
学生時代の同級生、会社員時代の同期からの依頼案件でした。
これらすべては直接口頭で、あるいは書簡で独立を伝え、
取扱業務を明示しての挨拶を実行した賜物だと私は信じています。
さらにその後も彼らからの口コミや紹介という
私にとっては予想外の二次的な繋がりから幅広い人脈を新たに獲得出来ました。
手前味噌になりますが、
会社員時代にかなりの人脈を得ることが出来ていたこと、
開業前の期間に、開業の挨拶と仕事の依頼の告知を実行してきたことが
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