アトラ50
真に豊かなライフスタイルを実現する50代以上向け専門情報サイト

会員登録でもっと豊かに [ 新規登録 ]

 >  > 情けは人のためならず・・でゴルフの上達を

情けは人のためならず・・でゴルフの上達を

 

ゴルフの上達は、メンタル抜きに語ることはできません。

このコラムでは、「メンタル力」を向上させるポイントをお伝えしています。

前回、人を応援すると自分のココロがフロー化し、パフォーマンスが向上、自分自身も良いプレーができるようになるとお伝えしました。

 

一流選手の優勝を手にする思考とは?

 

ここで心理テストをしてみましょう。

あなたは、あるトーナメントで優勝争いをしているプロゴルファーです。

 

トーナメントの最終日。

アナタはもうすでにホールアウトしています。

そして、優勝争いをしているライバル選手の、最終ホールのパッティングを見守っています。

相手選手がこれを外すと、アナタの優勝が決まり、入れるとプレーオフという状況です。

さて、アナタのココロは何を思うでしょうか?

「外してくれ!」でしょうか?

「入ったらどうしよう‥」でしょうか?

 

「外してくれ!」と思った方は、プレーオフになったとき、残念ながら優勝の可能性は低いでしょう。

一方、「ベストを尽くして入れてこい!プレーオフだ!」と考えた方は、限りなく優勝の可能性が高いです。

 

何故でしょうか?

それは、相手選手がパットを外してプレーオフになったとき、どちらが精神的に優位に立てるかを考えれば判ります。

 

前者は他力本願で、相手のミスを期待するネガティブ思考。

後者は、自分の実力で優勝をもぎ取ろうとするポジティブ思考です。

 

相手のミスを期待し、それが叶わなかったとき、その選手のココロには、大きなノンフローの風が吹きます。

そのような状態でプレーオフに挑んでも、勝てる確立は限りなくゼロに近いでしょう。

 

一方、相手を応援し、ベストプレーを望んだ選手はココロがフローになり、ハイパフォーマンス状態でプレーオフに挑めます。

優勝経験の多い一流選手は、そのことを知っているから、相手のミスを期待したりはしないのです。

 

情けは人のためならず

 

このような諺があります。

誰もが知っているこの諺。

その意味は、情けをかけることは、その人のためにはならない。

その人のためを思うなら、むしろ厳しく接するべきだ。

このように解釈されることが多いようですが、実は違います。

 

この諺には続きがあります。それは・・

『情けは人のためならず。巡り巡って己がため。』

 

人に情けをかけることは、その人のためになるばかりではなく、巡り巡って自分に返ってくる。

だから、人への親切は惜しみなく与えよう。

これが、この諺の本当の意味です。

 

『人のプレーを応援することは、その人のためになるだけでなく、自身の能力を最大限に引き出すことにもつながる。』

 

これは、ゴルフに限ったことではないと思います。

ライバルのミスを期待するのではなく、ライバルを応援し、ごきげんゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

 

あなたの気になる疑問お寄せ下さい!

投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!

お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。

質問例

質問内容

おすすめ記事全ての記事を見る >>

PAGE TOP