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シニアの棚卸しは第三者の目も借りて

 

【はじめに】

  新卒での入社面接の場や、就職後の定期的な社内研修の場で

「貴方の長所は何ですか?」「貴方の強みは何でしょうか?」

といった問いかけに言葉が詰まったことはありませんか?

 

 同様に、転職や再就職を目指すシニア世代にも同じような問いかけがされます。

よくある就職支援のカウンセラーもこの問いあっけへの対応として、

自分自身を第三者の目で棚卸しをしておくことえを勧めてきます。

 

 これが、まさに言うは易しで、意外に難しい作業なのです。

自分自身での作業は当然として、意外に家族や同僚からの指摘にも

抜け穴があることについて、今日は紹介したいと思います。

 

 

【自己評価と他者評価で見えてくる強み】

  シニアに限ったことではありませんが、

再就職や転職を考える場合、また起業や開業でも同様ですが、

カウンセラーや転職支援サイトから「自分の強み」を問われることは

少なくないはずです。

 

 さらに「家族や友人から言われる貴方の長所や強みは何ですか?」

と続けることが多いようです。

 

 最初の問いかけには

相当の自信家は別にして、多くの場合なかなか自らの口で

「こういう強みがあります。」

「このスキルは他人に負けません。」

といった断言することに躊躇します。

 

 次の質問の場合は

自分では自覚がないのですがと断りを入れてから

「家族にはこう言われてます。」

「会社の評価ではこの点を評価されてます。」

など等、案外すらすらと答えることが多いようです。

 

 なぜこういった問いかけをするのかと

カウンセラーの方に尋ねたところ、その方の言では、

「自分の評価と他人の評価の相違点を認識してもらい」

「自分では気づかない自分の強み、弱みを認識することで

今後の仕事への取組み方、適職の方向性を確認するのです。」

とのことでした。

 

 確かに、

自分では気付かない長所や他人より優れている資質を

指摘されて初めて意識するといったケースは少なくありません。

 

 ですが、この場合でも完全とは言えないケースがありました。

 

 

【近すぎて見えていない長所に注意】

 逆に親しすぎて、身近過ぎて気が付かない、

あまりに当たり前すぎて見えてこない、見落としている。

こういった資質があることはご存じでしょうか?

 

 一例としては、友人知人の場合、

「この点はわざわざ私から言うこともないでしょう、皆知ってるはすだし」

「本人が分かっていることをわざわざ伝えなくてもいいか」

等の理由で あえて当人に伝えないケース。

 

 次に取引先からの評価の場合ではどうでしょう。

このケースはどうしても若干の忖度の発生が避けられません。

 

 

 特に好意的な関係の場合は、

「この点は本人も含めて誰もが知っているだろうから、あえて言わない。」

「彼を喜ばせるためには、別の視点でほめてあげよう」

等の思惑から、あえて口にしないケースがあります。

 

 さらに当の本人も同様に、

「この程度のスキルなんて、自分で言うのはおこがましい」

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