長年第一線で活躍した企業を定年退職したけれども、「まだまだ働きたい」と思っている方、実は非常に多くいらっしゃいます。

 

そして、仕事を探すも、そもそも募集が少なく、企業は若い方を優遇する場合が多いです。

「働きたい」「働かなければならない」けれども、働く場所が無いのが現実です。

 

50代、60代の再就職は、本当に大変なのです。

 

クラウドソーシングという選択肢

そのような中、注目されている働く選択肢のひとつとして、クラウドソーシングというものがあるのをご存知でしょうか。

 

 

つまり、インターネットを介して、企業が個人に仕事を委託するマッチングサービスです。

企業（発注元）が、クラウドソーシングサービスのサイト上にて、仕事の内容や報酬額等を告知し、それに対してサービス会員の方々が応募をします。

その後、企業は、応募者の中から適任と思われる方を選び、正式に発注をする形です。

 

代表的なクラウドソーシングサービス

「クラウドワークス」

 

 

シニア向けクラウドソーシングサービス

「シニアワークス」

 

 

株式会社クラウドワークスが2013年に実施した50歳以上の方を対象としたアンケートによると、ユーザーの3分の1が、クラウドソーシングを活用して毎月 20 万円以上の収入を得ており、50歳以上の方々への発注企業側の需要がある事がわかります。

 

会員数、発注企業数ともに増加しているサービスです。

 

内容は、やはりPC関連のものが多いですが、WEBデザイン、ロゴデザインの作成等の経験必須のものから、商品キャッチコピーの作成、ライティング、アンケート回答等の経験不問のものまであります。

報酬単価も数百円から数十万円までさまざまです。

 

本業として活用するのはもちろん、まずは、空き時間に活用する程度でも良いと思います。

 

これまで経験した事と全く違う事をするのも良いとは思いますが、これまで培ってきた経験力を活かした働き方も良いのではないでしょうか。