女性の場合は掃除・洗濯・炊事といった家事代行サービス等が多く、

先のシニア向け求人サイトと相違点は多くはないようです。

　どちらかといえば、副業的な捉え方で、自分の都合が優先できるような仕事に

関心のある方が多いような気がします。

　ここでも前提として、正社員としての仕事が必須なのか？

どういった働き方なら納得出来るのか？

給与などの条件面に満足がいくのであれば職種にはあまり拘らないのか？

自分の立ち位置を決めてから仕事探しを始めることが、解決を早めるのは

言うまでもないことです。

 　一例になりますが、品川区では

「品川就業センター」や「しながわお仕事相談室」

といった就業をバックアップするサービスが提供されます。

　前者の特徴として

１：全国のハローワークの求人情報が検索できる。

２：最適な求人を提案

３：求人内容の詳細情報の提供

４：応募状況の確認

５：求人企業への交渉

　等を専門の相談員が窓口となってサポートするものです。

　後者はキャリアカウンセリングが

「若者・ミドル・シニア」と年代別に分かれており、

それぞれの就業支援をサポートするものです。

　シニアに関して言えば、

定年後の再就職、キャリアチェンジが中心になるでしょうか？

　セミナーも対象別に用意されており、

今年に限れば、中高年向けのセミナーとして

「シニア世代の就職活動のポイント」や

「ミドル世代の強みと仕事の探し方」

といった具体的なテーマを採り上げているようです。

【仕事の事例】

 シニア向け求人、特に65才以上で目立ったものを以下に挙げてみました。

これも品川区のサービスである「サポしながわ」で取り扱っている求人一覧を参照しました。

　介護スタッフ

　調理補助

　コンビニスタッフ

　ビル清掃

　マンション管理人

　他には

　自動車整備士

　保育士

　等が目立っていました。

やはり肉体労働の部類で比較的軽作業の仕事が目立っています。

中には公的資格が必要な仕事もあるので、資格や特技を持つことは

再就職や転職には有利というのが一般的です。

　先日の新聞ではマンションの増加に管理人の絶対数が慢性的に不足し、

今では人材の取り合いという記事が掲載されていました。

　ですが老朽化したマンションの管理の煩雑さや

住民との関係等、多くの課題も存在する為すぐに辞めるケースも

少なくはないそうです。　甘い話ばかりではないのはここでも同じです。

　生活面では年金やその他の収入で支障はないものの、

何か仕事を通じて社会との接点は維持しておきたい、

新しい人間関係を築いていきたい、収入面には拘らない。

　という考えで仕事探しをする方も少なくありません。

雇用という形態だけが仕事ではない、という視点から見れば

こういった場合には自分の強みを活かした個人事業を試すのも一手でしょう。

　文章を書くのが趣味、得意というならば

Webライターとして自分の趣味の世界を紹介するサイトを立ち上げる。

趣味の城址巡りや民芸品紹介、昭和の街並み紹介といったルポや、