デブ菌
ちょっとショックかもしれませんが、腸内にデブ菌があると、
どんなにダイエットをがんばっても痩せないというのを知っていますか?
情報番組「バイキング」(フジテレビ系)に、
理化学研究所招聘研究員・辨野義己先生が出演。
茂木健一郎さんと肥満の原因についてトークをおこなっていました。
辨野先生は、腸内細菌学・微生物分類学分野で
「デブ菌」についての研究を行っているとのこと。
俗称「デブ菌」とは、消化されたものを体内に溜め込んでしまう菌・
ファーミキューテスのこと。生息地域(!?)は、腸です。
辨野先生によると、肥満の原因として
食べ過ぎや運動不足以外のもう一つの原因は「腸内細菌」。
腸内細菌とは、腸の中にいる大量の細菌で、
良い菌「善玉菌」や悪い菌「悪玉菌」、
どっちつかずの菌「日和見菌」などいろいろなものがいて、
個人個人で環境は違うそうです。
この日和見菌が「やせ菌」と「デブ菌」
その名の通り、形勢をうかがいながら有利な方、強い方につく菌なのです。
なので、この日和見菌の「デブ菌」が増えると、
悪玉菌となり病気のもとになり
いくら頑張ってダイエットをしても痩せないのです。
腸内フローラのベストバランスは、善玉菌:日和見菌:悪玉菌が
2:7:1の比率になっている状態だといわれています。
「デブ菌」とは通常なら必要のないものなのに、
体内に溜め込んでしまうとんでもない菌。
遺伝的に感染することはあるものの、
他人に感染してしまうということはないそうですが。
太っている母親の子どもは太る可能性が高いのだとか。
なんだか、腸内環境と生活環境って似ていますよね。
家の中のあるもの中で今使っている必要なモノ20%
必要でもないけれど、取っておきたい宝物的なモノ10%
あとはどっちつがずの日和見的なモノ70%が
一般家庭によくあるモノの比率です。
この日和見的なモノが、捨ててもいいものなのか
捨てられないモノなのかの判断で
健康的な生活ができるということなのでしょう。
「デブ菌」を減らすのに最も効果的な食べ物は「納豆」
納豆菌は胃酸に負けず、生きたまま腸に届き、
腸内を整えるパワーをもつそうです。
その他、腸内環境のためには野菜とヨーグルトも効果的。
家の中の「デブ菌」を減らすのに最も効果的な方法は「捨てる」
使っていないモノを使い切る。減らす。捨てる。
他人の家には影響は及ぼさなくても、我が家の玄関から廊下、
リビング、寝室とデブ菌は確実に増え続けます。
今一度「デブ菌」を増やさない生活を、考えてみましょう。
「デブ菌=ゴミ」を減らし、「善玉菌=片づく仕組み」に成功すれば、
自然と日和見菌が味方になります。
こうした仕組みを継続し、健康な生活を維持しましょう。
それだけで、家の持つ本来のパワーも戻ってきます。
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