年末の大掃除で片付けたい不用品の処分先。リサイクルショップや電子書籍化など。
片付けを日々していないわけではありません。が、大きめの収納用品だったり、かつて大切にしていた捨てるに捨てられない小物類など、どうしても後回しになっていた不用品が溜まりがち。
積み重なったガラクタの数々は年末の大掃除で一掃し、きれいな新年を迎えましょう。
スポーツ用品
大小様々な大きさで、収納の場所を多くとってしまうスポーツ用品。トランクルームサービスを活用しましょう。今後数年使う予定がないなら、ネットオークションで売却してよし。
近所の中古買取店で査定してもらうだけならタダです。もし現役復帰したくなったら、その時に改めて最新モデルを新規購入すると心機一転いいですね。
今年こそはゲレンデに行くぞと意気込むものの、物置の肥やしのまま春を迎えてしまったスキー、スノボ用具が残っているなら、そろそろお役御免させては。今は大きいスキー場なら、板もウエアも一流メーカーのレンタルサービスが整っています。
古くなったスキーグッズがまだリサイクルショップで値がつく、処分できる時にしておいたほうがトータルで考えるとお得に。収納スペースが空くメリットもあります。
アルバム写真、絵、手紙類
写真はスキャンしてデータ化。かさばらないし、焼き増しも簡単。カラー写真の色素が飛んでセピア色に劣化する前にスキャニングして、永遠に色褪せないデータ化してしまいましょう。家庭用スキャナーを持っていなくても大丈夫。
全国のコンビニにあるマルチコピー機にはUSBメモリー等へ保存できるスキャン機能が搭載されていますし、「キンコーズ」や「アクセア」などの出力センターにてスキャニングサービスを提供しています。
昔に使い捨てカメラで撮りためた写真、子供の頃に描いた絵、遠い友人からの手紙。どれも世界で一つだけの大切な品ですね。
一つ一つは小さくてもまとめると段ボール箱を満たします。捨てられない思い出はデータとして生き続けるでしょう。
書籍、雑誌類
良質な情報が詰まった本に巡り会えたのは僥倖であり、だからこそ捨てるのが難しくもあります。精読して自分の中に落とし込めたらもう基本的には不要なはず。
忘れた頃にまた読み返したくなるかもしれない、他の人に薦めるために残しておきたい、次買う時には手に入らないかもしれない、と「捨てない理由」はいくらでも思いつきます。数冊ならそれでもよいでしょう。
本棚に入りきる冊数なら問題ありません。そうでないなら、年末の大掃除は取捨選択のタイミングに適しています。
本を資源ごみの日に出したり、中古ショップに売ることもできますが、もう一歩賢く処分するなら「書籍のデータ化」いわゆる自炊がおすすめ。
一冊100円程度の低価格で、スマホやタブレットで閲覧可能な電子書籍に変換するサービスが数多くあります。
自宅に「スキャンスナップ」などの自炊特化型スキャナーを購入してもいいし、「ブックスキャン」のようなオンライン電子書籍化サービスを利用してもいいですね。