自宅での看取りは大切な事ではあるが簡単な事ではない
「人生の最期は、自宅で過ごしたい」
多くの方がそのように望んでいるが、実際にはその希望に反し、そのほとんどが病院で過ごしているといわれています。
自宅で最期を迎える方は1割程度に過ぎない
厚生労働省の発表によりますと、7割強の方が、「人生の最終段階は自宅で過ごしたい」と考えていますが、実際には、その希望に反し、自宅で最期を迎える方は1割程度となっています。
”望む通りに最期を迎える事が出来ない”のはなぜなのでしょうか?
図1 人生の最終段階を過ごしたい場所
(末期がんであるが、食事はよくとれ、痛みもなく、意識や判断力は健康なときと同様の場合)
人生の最終段階における医療に関する意識調査
終末期医療に関する意識調査等検討会(平成26年3月)
自宅での看取りには事前準備が必要
人は、死に向かう時は、大きな孤独感、喪失感に苛まれるいいます。そして、そうさせない為には、見守る側が共に生きるという姿勢で援助をする事だとも言われています。
「最愛の家族、最期は望むように自宅で看取りたい」そうは思っても、自宅で看取るという事はそう簡単な事ではありません。
容態の変化が起こった際の対応など、事前に相応の準備が必要になり、それは医療関係者との連携が肝になってきます。
現役医療従事者による看取りセミナーを開催します
上述した通り、最期は自宅で過ごしたい、家族に看取られたいという思いが非常に多いのにも関わらず、実際にはそうなってはいません。看取りの大切さは分かっても、実際の看取りの事はまだまだ知られていないのが現状です。
”終末期を迎えた時”をどのように過ごすか。
必ずしも自宅というわけではないでしょう。しかし、場所がどこだとしても、判断能力が低下してからではなく、健康なうちに考えておくと良いのではないでしょうか。自分自身だけではなく、パートナー、親、兄弟で少し向き合ってみませんか?
1月14日に開催されるセミナーでは、現役の医療・介護スタッフからの看取りの現状をお伝えするとともに、今後、看取りの現場がどのように変わっていくかという将来的な部分までご説明します。
ぜひ、お気軽にご参加ください。
開催日時:2016年1月14日
時間:第1部14:00~16:00 第2部19:00~21:30
参加費:各回とも1,000円
会場:BLUE OCEAN CAFE
会場住所:東京都江東区住吉2-2-4
会場アクセス:都営新宿線・半蔵門線「住吉」駅A1出口 徒歩5分
主催:BLUE OCEAN CAFE
【お申込みの流れ】
以下のセミナーページよりお申込みください。
http://atora50.com/seminar/entry/309/
お申込み頂いた後、詳細のご案内をさせて頂きます。
何かご不明な点がありましたら以下メールアドレスよりご質問ください。
お逢いできることを楽しみにしております。