花粉症の対策を! 薬を使わない方法を3つ ご紹介。
この季節、花粉症体質の人は辛いですよね。咳やクシャミ、目のかゆみ、鼻水が止まらないと仕事にも差し支えます。
市販されている鼻炎カプセル薬の効果は一定程度あることがわかっています。しかし眠気、高価、寛容性などデメリットがあるため、使いたくない方もおられると思います。
薬を使わずに体質改善へつながる花粉症対策を試してみませんか。
ヨーグルト
ヨーグルトは免疫力UPに効果が
生きて腸まで届く乳酸菌は花粉症に効くそうです。ヨーグルトが直接花粉症の諸症状を軽減するのではなく、腸へ届いた特定の乳酸菌が腸内環境を整えて改善し、免疫力がアップしてアレルギー症状が抑えられます。
食べてすぐに効果は現れません。花粉症の始まる2~3ヶ月前からヨーグルトを毎日食べ始めて、流行シーズン前に腸内環境を整え終えておく必要があります。3月の今からだと、地域によっては改善効果が薄いかもしれませんね。
どんなヨーグルトでも良いわけではなく、LG21乳酸菌、L-92乳酸菌、R-1乳酸菌、KW乳酸菌など特に腸内の善玉細菌を活性化させる種類を意識して摂取しましょう。できるだけプレーンタイプを選び、くれぐれも糖分の過多にご注意を。
甜茶
甜茶は日常的に飲んでほしいお茶
一口飲むと甘い味が特徴的な中国健康茶です。甜茶にもいくつか品種があり、花粉症に効くのはバラ科キイチゴ属の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)を使った甜茶のみ。この種に含まれるGODと呼ばれるポリフェノールが有効成分です。
これを花粉が飛び始める1ヶ月以上前から継続して飲んでおきます。症状が現れ始めても甜茶を飲み続けると苦痛が緩和されます。
さっぱり甘くてベタつかず、カフェインも入っていない甜茶はなんとノンカロリー。花粉症対策を抜きにしても日常的に飲みたい健康で美味しいお茶です。
白色ワセリン
ワセリンも効果が期待
鼻や目の周りにワセリンを塗ると花粉の侵入を防いで効果がある、と実際に試した人たちがSNSなどでレポートを上げています。
ベタベタするワセリンが花粉を吸着して皮膚の粘膜へ届かせないバリアーとなっています。特に綿棒等で鼻の穴にワセリンを塗り込むと速やかなクシャミ止め効果が期待できます。
白色ワセリンは第3類医薬品なので厳密にいうと薬ですが、薬理作用や副作用がほぼ無く他の薬と化学反応しない安定性から様々な軟膏やクリームの基剤に使われています。成分は石油から精製した難消化性の油脂で、食べても害にも薬にもなりません。
薬剤に頼らなくても、花粉症対策に有効な方法はいくらでもあります。年代にも関係なく幅広く効果のある方法ですので、鼻詰まりや目の痒みにお悩みの方は是非お試しあれ。