慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
一日中PCを使った書類作成を行う課におります。
両眼を酷使する仕事で、積年のデスクワークに悩まされています。ただのドライアイや疲れ目ではないかもしれないと思い眼科で診てもらいましたが、異常は見つかりませんでした。今は指で目尻あたりを適当にぐりぐりしたりして、不快感を紛らわせています。
仕事の性質上、小休止のために頻繁に席を外すことが難しいです。できれば両目を一寸閉じて休ませたりしたいのですが、居眠りと勘違いされそうなのも困っています。短時間で目に効くマッサージがあれば教えて下さい。
兵庫県在住、男性 (53) 独身、公務員
PCやスマホの普及で私たちの目は日々酷使されています。さらに、脳が興奮状態にあると眼球は寝ている時も動いている時間があります。昼も夜も目が動き続けていては、疲れてしまうのも当たり前ですね。
目の疲れを効率的に解消するには、短時間の睡眠で目を休ませることが最も効果的です。しかし、仕事中などは周りの目もあり現実的にはなかなか難しい方も多いでしょう。
対策としては、眼球を動かす筋肉や目の周りの筋肉を温めたり、軽く押してマッサージしたりします。また、視覚情報を取り扱う脳の領域がある後頭部から首の付け根をマッサージすると効果的です。
目の周りにはたくさんのツボがありますので、以下のようなマッサージで効率的にツボを刺激しましょう。
①両手をこすり合わせて温かくし瞼を覆うように10秒ほどあてます。次に、手の平で軽く眼球を奥に押し10秒ほど保持します。(強く押しすぎないように注意)
②指の腹をつかって眉毛の内側から外側に向けてマッサージします。軽く押して上下左右に振動させながら3~5点に分けて行います。
③指の腹をつかって眼球の周りのくぼみ(眼窩)を骨の淵に沿って押します。骨の淵を軽く押して上下左右に振動させながら眼球の周りを万遍なくマッサージします。
④指の腹をつかって目の周りをポンポンとリズミカルにタッピングします。額や頬のあたりまで行うと顔全体の表情筋のマッサージにもなります。
⑤両手の親指で後頭部から首の付け根をマッサージします。頭蓋骨の淵を軽く押して上下左右に振動させながら3?5点に分けて行います。
最近では、目の周りを温める専用シートなども販売されていますので試してみるのも良いかと思います。
また近年は、昼寝の科学的効果が立証されつつあります。ある研究では、20分程度の昼寝で夜熟睡した場合と同じ疲労回復効果があると言われています。
昼寝=居眠り(サボり)の固定概念を払拭するためにも、職場全体の理解が得られるような取り組みも必要かもしれませんね。眠たい午後を気合とコーヒーで乗り切るようなことはできれば避けたいものです。
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