認知症チェックリストと予防に効果的な素材とは?
高齢になるにつれて気になるのが「もの忘れ」など認知機能の低下です。2025年にはなんと5人に1人が認知症になると言われ、高齢化社会の中、避けることのできない大きな問題となっています。
まずは認知症チェックリストで調べてみよう!
もの忘れが多くなってきたと言っても、すぐにその症状を認知症へ結びつける人は少ないものです。
東京都監修による認知症チェックリストでまずは自分の物忘れのレベルをチェックしてみましょう。
合計点が20点以上の方は、認知症専門医のいる医療機関にて、認知症の診断を行い適切な治療を行うことをお勧めします。また、20点には及ばなかったものの、高得点を獲得してしまったあなたは要注意。今すぐに、日常生活に取り組むことのできる予防策、食生活の改善をお勧めします。
※東京都 福祉保健局監修
栄養士の96.6%が認知症予防に食生活の改善が有効であると回答!
日清オイリオでは、認知症予防に対する食生活の改善の重要性について、栄養士対象に行ったアンケートを実施。(※管理栄養士または栄養士の資格を持った女性125人を対象にした「中鎖脂肪酸」に関する調査。)96.6%が、認知機能の維持や認知症予防対策として「食生活の改善が有効である」と回答しています。そんな中でもと特に注目の素材がパーム油や母乳、乳製品に多く含まれる“中鎖脂肪酸”です。
認知症の約7割を占めるアルツハイマー病は、「脳の糖尿病」ともいわれており、脳が栄養素であるブドウ糖を取り込めない機能不全の状態になります。しかし、中鎖脂肪酸から生成されるケトン体という物質がブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源になってくれるのです。
95.7%の栄養士が、“中鎖脂肪酸”を栄養指導において活用したい!
先ほどの栄養士調査においても、中鎖脂肪酸の魅力として中鎖脂肪酸と認知症予防の関係性を上げる人の割合は半数以上と高く、さらに実際の栄養指導においても中鎖脂肪酸を活用したいと答えた人は95.7%と非常に高い結果となりました。
今、注目したい“中鎖脂肪酸油=MCTオイル”
一般的な植物油に含まれる脂肪酸に比べ、すばやく消化・吸収されてエネルギーになりやすいという特徴を持つ中鎖脂肪酸は、その特徴と安全性の高さから術後のエネルギー補給だけでなく、最近では高齢者の低栄養状態の改善など、様々な場面に使われている成分です。
皆さま、食事の際などに意識されてみてはいかがでしょうか。