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【書籍紹介】糖尿病患者が知らない合併症の脅威

血管、目、脳、心臓……糖尿病の合併症の脅威は全身のいたる所に襲い掛かる!

本当に怖い『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』

 

 糖尿病になると全身のいたるところに「合併症」が発症する──これこそが、糖尿病の最も恐ろしいところであることは、医師の間では共通の認識です。ところが当事者である患者やその予備軍の人たちに、合併症の恐ろしさはそれほど伝わっていないようです。

筆者は、糖尿病専門医として糖尿病患者を診察していますが、患者さんの中には「目が見えにくくなったので眼鏡をつくろうと思い眼科を受診したら糖尿病と言われた」「足にしびれがあるので整形外科にいったら糖尿病による神経障害だった」など、すでに合併症が発覚している人も少なくありません。ひどい場合はほとんど失明に近い状態になっている人や、足の裏の皮膚が壊疽し、悪臭を放つまでになっている人もいるほどです。 ここまで悪化すると視力を取り戻すことは不可能、壊疽した部分は切除せざるを得なくなるという、とりかえしのつかない事態となってしまいます。

そこで本書では、糖尿病がいかに恐ろしい病気であるかを正しく理解してもらうために、起こり得るさまざまな合併症を紹介しました。そのうえで糖尿病とはどんな病気か、なぜ糖尿病によって全身が病気に冒されるのかといったメカニズムを解き明かし、悪化を防ぐ方法を併せて詳しく解説しています。

 

 

目次

第一章:「まだ大丈夫」「今日ぐらい食事制限しなくてもいいか」…….。ちょっとした心の緩みから悪化していく「糖尿病」

第二章:糖尿病は「血管病」ボロボロの血管があらゆる合併症を引き起こす

第三章:【目】かすみ目、視力低下にとどまらない。最悪のケースは失明も

第四章:【腎臓】自覚症状がないまま悪化の一途を辿り、やがて人工透析に至る

第五章:【神経】痛み、しびれ、ほてり……最終的には何も感じなくなる感覚麻痺に 

第六章:【心臓・脳】血液の流れが阻害されて、自覚症状のないまま心筋梗塞・脳梗塞に

第七章:【皮膚】直らない水虫があれば要注意。骨が見えるまで壊疽することも

第八章:【そのほか】急性感染症、認知症……糖尿病の合併症はまだまだある

第九章:食事療法、運動療法、薬物療法……。血管を守り、あらゆる合併症から体を守る3つの療法

 

 

著者プロフィール

山下英俊(やました・ひでとし)

日本医科大学卒業後、日本医科大学付属病院集中治療室助教、日本医科大学付属病院内科学講座助教、公益社団法人東京都教職員互助会三楽病院内科、日本私立学校振興・共済事業団東京臨海病院糖尿病内科を経て、2012年に東京都江戸川区西葛西に山下内科/糖尿病クリニックを開設。院長就任。現在、月に約700人の糖尿病治療にあたる。日本糖尿病学会、日本内科学会、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会に所属。日本糖尿病学会糖尿病専門医、日本内科学会認定内科医

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