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【書評】薬いらずで認知症は防げる、治せる! 最新の認知症医療と対策の紹介

 

認知症は治らない、防げない、不治の病。未だにそう思っている人は沢山います。諦めているといってもいいでしょう。もしも認知症が防げる、治せるとしたら。嬉しさもありますが、驚きのほうが大きいかもしれませんね。

 

これまでの技術と研究を元に、現在最も進んだ認知症医療では予防と改善の方法が確立しつつあります。最新認知症治療をまとめた新刊「薬いらずで認知症は防げる、治せる!」。本書で明かされる目からウロコの内容を紹介しましょう。

 

第1章 もう認知症は怖くない

 

 

認知症とボケには違いがあります。昨日の夕飯に何を食べたか思い出せない、どこに財布を置いたか忘れた。こういうよくある物忘れは加齢から来る良性のボケであり、認知症ではありません。

 

体験の一部を忘れている」のがボケ、「体験自体を全て忘れている」のが認知症。孫の顔を思い出せないのは単なる物忘れで、孫がいたこと自体を完全に忘れていると認知症の域です。

 

たとえ何も忘れていなくても、今まで穏やかだった人が怒って「キレる」ようになっ たり、「物を盗られる」と妄想し始めたら認知症かもしれません。子供の頃から怒りっぽいとしたら、それは認知症ではなく単なる性格でしょう。

 

このように、まずは認知症とはどんな状態を示すのかを把握することが認知症対 策の第一歩です。これを踏まえて、アルツハイマーなどの「変性性認知症」と血管性認知症の「二次性認知症」の2種類に大別される認知症に対応していくことになります。

 

第2章 早期発見のカギは「画像診断」

 

 

家族が認知症を疑ったとき、どの診療科を受診すればよいのでしょうか。心の病気だから精神科や心療内科を、あるいは一足飛びに介護施設の門を叩く人もいるかもしれません。

 

今なお不明な点が多い認知症は、脳疾患の病気であるとされています。早期発見、早期治療が重要であり、本書ではまず最初にMRI、CTスキャン、PETなどで脳の画像診断を強くオススメしています。実際、認知障害療法が確立しているアメリカでの初期治療メニューでもこれら画像診断が当たり前に行われているとのこと。

 

特にPET診断が認知症の早期発見に圧倒的な威力を発揮します。しかし認知症に対するPETが日本では健康保険適用対象外とされているため、医療期間で認知症検査時にPETを使う医療機関は極めて少ないのが現状です。

 

なぜ早期の画像診断が重要なのか。認知症におけるMRIとPETの違いについて。そうした実際の来院時に覚えておいたほうが良いポイントを、本書中で具体的に解説。

 

特に、初期受診でMRI検査だけされて様子を見ましょうといわれたら要注意。重症化してからPETで進行した認知症を確定診断されるケースが多い現状が紹介されています。

 

第3章 ついに解明された認知機能低下のメカニズム

 

 

高齢化が進む我が国だけでなく、世界的にみてもアルツハイマー患者が急増しています。その間接的な原因には老化や遺伝、喫煙や糖尿病、そしてストレスなど、現代社会が抱える危険因子が多く含まれていると考えられています。

 

よく、脳の神経細胞は一度死んだら再生せずに減る一方だというトリビアを聞きます。それはその通りですが、脳は細胞間をつなぐシナプスによって活動しており、このシナプス数は60歳を超えても増加することが分かっています。「脳トレ」のように脳を活発化させることで、認知症状を抑制、改善できるかもしれないのです。

 

これまでアルツハイマー病は「アミロイドβ」という物質が引き金となって神経細胞が死滅して発症すると考えられてきました。しかし最近になって、マウス実験などから「ホモシステイン酸」の増加が神経細胞減少につながるメカニズムが明らかになりました。

 

この有害な物質はストレスが大好物で、いかにしてホモシステイン酸を減らせるかが認知症予防の焦点であると本書では指摘しています。

 

第4章 「食で」認知症は防げる、治せる!

 

 

薬ではなく身近にある食品でホモシステイン酸を減らせるとしたら、すなわち食べ物で認知症を防いで治せることになります。これは画期的な発見で、薬物をもってすら解決できなかった認知症の特効薬ならぬ特効食が存在したのです。

 

その食品とは、日本人に馴染み深いあの「緑茶」。日本では欧米に比べてアルツハイマー患者が少ないのですが、その要因の一つに緑茶を多く飲んでいるためと考えられます。緑茶中のとある成分がホモシステイン酸を無毒化する酵素が活性化。さらに効果を高める緑茶の摂り方もあり、その詳細は本書を読むと明らかになります。

 

また、コーヒーに含まれるコーヒー酸、カカオの有効成分フラバノールなども脳機能を向上させるスーパーフード。各食品を実際に長期間摂取して血中ホモシステイン酸濃度が有意に下がった実験データも載っています。

 

薬物を使わず本当に認知症の原因を予防、改善できているデータを示していますので、「認知症は防げる、治せる!」という著作タイトルの名に違わぬ内容に仕上がっています。

 

 

認知症は不治の病という既成概念を覆す新説。その方法に薬を使わず身近な食べ物、飲み物で優れた効果が期待できるとあっては、もっと詳しく知りたくなる本かと思います。

 

年齢が50代、60代を迎えてからでも改善を期待でき、もっと若いうちから注意した生活を送れたら医者いらずの理想的な予防法となります。本書を手に取り、衰えゆく脳機能に歯止めをかけるだけでなく活性化も促す食生活を取り入れましょう。

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