アトラ50
真に豊かなライフスタイルを実現する50代以上向け専門情報サイト

会員登録でもっと豊かに [ 新規登録 ]

 >  > BARのルーツは西部劇? バーとカフェの違い、そこで飲まれるコーヒー色々

BARのルーツは西部劇? バーとカフェの違い、そこで飲まれるコーヒー色々

 

ここ数年、日本ではカフェブーム。オープンテラスやオーガニックにこだわったカフェ、雑貨屋さん併設のカフェ…など。平日の忙しい合間にちょっと一息、休日にゆったり友達とのおしゃべり。カフェの使い方は人それぞれ。

 

カフェの本場イタリアではどうでしょう。イタリアではコーヒーを飲む場所をBar(バール)と呼びます。もともとコーヒーを提供していたお店のカウンターの棒(バー)の事を指します。そこでコーヒーを立って飲んでいたスタイルから、barという名がついたという説があります。

 

西部劇のバーをイメージしてみてください。バールの語源はアメリカのバーに由来しています。イタリア全土には、現在15万軒~16万軒のバールがあると言われています。

 

イタリア人にとってバールは1日に何度も足を運ぶ場所

 

朝食をバールで済ませ会社へ、その後仕事の合間、昼食後、そして夕飯に集う友人との待ち合わせに…、とにかくバールを利用します。

 

仕事の合間のリフレッシュにバールは必須アイテムとも言われています。バールは扱っている商品ごとに分かれます。

 

◎バール・パステッチェリア ドルチェ(ケーキ・焼き菓子・チョコレートなど)

◎バール・ジェラテリア ジェラート(アイス)

◎バール・タバッキ タバコ・切手・賭けくじ、飴類など

◎バール・エノテーカ(ヴィネリア) ワインバー、ワインの販売

◎バール・リストランテ 食事がきちんとできるタイプ

 

バールはちょっとおもしろい料金システムになっています。店内のどこでコーヒーを飲むかによって、コーヒーの料金が違います。バンコ(カウンター)で立ったまま飲むのが基本とすると、ターボラ(テーブル)につき座って飲むと1.5倍ほど。さらに、ガゼボと呼ばれるテントの下では2~3倍程度。

 

日本人が喫茶店を利用する目的とは異なり、イタリア人は「さっと来て2・3口エスプレッソを飲んでさっと帰る」という利用なので、立ったまま飲むことが苦ではないのでしょう。

 

ここでバールとカフェの違いを表にまとめてみましょう。

  BAR CAFEE
立地 ほとんど立地を問わない路面店 人通りの多い地域
店内構成 バンコ(カウンター)を中心に部屋に分かれてないケースが多い ティールームなど部屋が分かれているケースが多い
雰囲気 誰もが気軽に出入りできオープン ある程度座ってゆっくりできる
滞留時間 短い 長め
サービス 店員が少なめでテイクアウトもOK 店員が多めで注意深くゆったり
顧客とオペレーション 立ったままでバンコ中心。朝、昼、晩でセッティングが変わる 飲食は着席がほとんど。ゾーンがはっきり分かれる
オケージョン 飲んだり物、食べたり 待ち合わせやゆっくり話をする
費用 飲食は立ったまま。比較的安価 ほとんど着席。BARより2~3割高

  

あなたの気になる疑問お寄せ下さい!

投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!

お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。

質問例

質問内容

おすすめ記事全ての記事を見る >>

PAGE TOP