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介護事業の経営破たんから見えてくるもの

8月も折り返しに達し、そろそろ1年の後半戦に移ったことを実感出来る季節になりました。

   

今年に入って6月までの上半期だけで負債額が1,000万円以上の倒産となった介護事業者は41件で、前年比では約50%の増加というデータが公表されました。(東京商工リサーチ調べ)

 

全産業の倒産自体は逆に前年比で10%の減少の中、突出した数字が問題になっているようです。

 

少子高齢化、高齢社会の急速な進行など介護関連のニーズは減る事はなく、ある意味「成長産業」であり、成長分野への参入が増加していたのですが、実際はそうは甘くなかったのです。

 

原因として挙げられるのが、「安易な参入」です。

異業種からの参入は活性化に貢献する反面、未熟な経営ノウハウのままの参入や、熟練のスタッフの確保などのソフト面での他社との競合や、設備投資などでの競合でごく短期間で撤退を余儀なくされるケースが多いとの事でした。

 

同じような例は、これまでも何度も目にしていました。

 

例えばコンビニです。 年中無休、24時間営業は、特におひとり様にとっては便利なことこの上もなく、快適な独身生活を送る「相棒」と言ってもいい存在になりました。 

 

ですが、我も我もと参入が進んだ結果、交差点に面した4か所すべてにコンビニが立ち並ぶ姿はどう見ても「過剰」でした。 

 

同じような流れで進んできたのがファミレスやファストフードでした。 郊外の国道沿いではファミレス街道と化した光景を何度も目にしています。 

 

一時、脱サラしてコンビニオーナーになりませんか?というセミナーや勧誘が流行った事がありました。 定年もなくお客は「無尽蔵に」来店してくれる。 おまけに品揃えは本部が担当してくれるなど等。 以前サラリーマン時代には酒の席でいずれは一国一城の主に?といった話をしたものでした。

 

さらに時代を遡れば、ゲーム喫茶の繁栄と没落がありました。 今や博物館展示モノのインベーダーゲームが喫茶店に設置され始めた頃は、まさに長蛇の列!(私も列の中の一人でしたが) どこもかしこも珈琲なんて飲みもせず、ひたすら100円玉を機械に「供給し続けて」いたのです。 

 

この風潮の中で喫茶店を廃業しゲームセンターに転じたり、店舗を拡張したりと強気の設備投資を進めた店は少なくありませんでしたが、私の知る限り、今その姿を残している店は皆無です。

  

このように、今も昔も急激な隆盛をした産業は確実にその反動を迎えています。 もちろんその中でも堅実に経営を持続して健在な会社は存在します。 その違いはどこから来るのか? どこにあったのか?

 

私は定期的にハローワーク等で求人求職情報を入手して、最新の傾向を把握する事に努めています。 最近では介護関連やマンション建設に関連する業種での求人が目立っています。 チェーン展開の飲食店オーナーの募集も以前よりは減りましたが未だ健在です。

 

このサイトをご覧になっている方の中にも「起業・独立」をめざし、いずれは経営者になる夢を抱いている方はいる事と思います。 どういう選択をするかは、あくまでも貴方自身で決める事ですが、その際の選択には十分な検討を重ねる事です。 いっときの人気業種に目を奪われることなく、第二の人生を託すに足る仕事を見出すようにして下さい。 

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