メタボに続く現代病ロコモ!
“ロコモ”と聞くと、一世を風靡したカイリー・ミノーグのディスコソング「ロコモーション」を思い出す方も多いのではないでしょうか?
え?私だけ?(笑)
今回はこのノリノリの「ロコモーション」ではなく、ちょっと違う「ロコモティブシンドローム」のお話!
ロコモとは?
皆さんもご存じの「メタボ」は、内臓脂肪が多い状態のことを示すワードですが、
「ロコモ」は、私たちの運動に関わる機能が低下した状態を示すワードなんですね。
やってみよう!「ロコモ度」テスト
日本整形外科学会から5月15日に発表された「ロコモ度判断基準」では、
1.脚力を調べる「立ち上がりテスト」
2.歩幅を調べる「2ステップテスト」
3.身体の状態・生活状況を調べる「ロコモ25」
という3つのテストで自分のロコモ度がわかるようになっています。
すぐにできるテストなので、ぜひやってみましょう!
1.立ち上がりテスト
(出典:ロコモチャレンジ)
アトラ世代の方は、男女ともに40㎝の台から片脚で立ち上がれれば、年齢相応の脚力があるということになります。まずは、この高さでやってみましょう!
※実際のテストは介助者同伴のもと、40㎝の台から開始し10㎝ずつ低くしていきます。
※膝や腰が痛い方は無理をしないように行いましょう。
2.2ステップテスト
(出典:ロコモチャレンジ)
両脚を揃えた状態から大きく2歩踏み出して進んだ距離を測ります。
その数字を身長(㎝)で割った値が2ステップ値となります。
50〜59歳の方なら、男性が1.56〜1.61、女性が1.48〜1.55の範囲内であれば平均的といえます。
※実際のテストは介助者同伴のもと2回行い良い方の数値を採用します。
※膝や腰が痛い方は無理をしないように行いましょう。
3.ロコモ25
ここ一か月の自分を振り返って25の質問に答えると、あなたのロコモ度がわかります。
例えば・・・
「背中・腰・お尻のどこかに痛みがありますか?」
「家の中を歩くのはどの程度困難ですか?」
「地域での活動やイベント、行事への参加を控えていますか?」
など、簡単な質問に対して、当てはまると思われる回答にチェックを入れ、最後に「結果へ!」
のボタンをクリックするだけOK。
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質問例
- (相続)息子の株損失を肩代わりした贈与を節税したい
- (メイク)登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱりメイク
- (整理収納)会社でデスクを整理整頓してキレイに見えるコツ
- (運動)慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
- 質問内容
ロコモとは、2007年に日本整形外科学会が提唱した言葉で、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態(つまり足腰が弱くなって思い通りに動きにくくなること)を「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。
ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起き、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態で、進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
(引用:日本整形外科学会公認ロコモチャレンジhttps://locomo-joa.jp/)