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料理や部屋干しもはかどる!薪ストーブ暮らしの始め方

都心部では日中、真夏のような暑さの日もあるものの、もうじき冬がやってきます。

冬の寒さが厳しい土地で田舎暮らしを送るならば、前もって考えておきたいのが、どのように暖を取るか。

どうしようかと頭を悩ませているならば、薪ストーブを選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

ただいま発売中の「田舎暮らしの本」11月号では特集「薪ストーブのある暮らし」をお送りしています。

 

モノによっては、1台で100m2以上ものスペースを暖めることもできるという薪ストーブ。

強力な暖めパワーが期待できるうえに、燃料となる木には、剪定した枝や大工仕事の端材を使うことも可能。不要な資源を再利用できるという、エコな一面も。

さらにストーブの上面部に鍋を置けば煮込み料理が作れたり、室内の乾燥を利用して洗濯物が部屋干しできたり、さまざまに活用できます。

 

非常に便利な薪ストーブですが、火を使うため設置する場所には工夫が必要。

そこでストーブ暮らしを始めるにはどのような自宅環境が必要なのか、「田舎暮らしの本」の人気連載「自然菜園で育てる人気野菜」で監修を務める竹内孝功(たけうち あつのり)さんに教えてもらいましょう!

 

薪ストーブの使用歴は約10年という竹内さん。安全に薪ストーブを使うため、こんな場所に配置しているそうです。

 

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安全な配置と設置の工夫

 

(写真右上から)

排気用ファン

焚き始めなど室内に煙が立ち込めたとき、速やかに排煙できる

 

準不燃材

壁とストーブ上には耐火ボードを使用。

さらに仕上げとして表面に塗った漆喰は、この秋補修の予定

 

二重サッシ

室内の熱を逃がさない

 

安全柵

子どもが近づかないように

 

ストーブ用温度計

表面温度をチェックする

 

蓄熱用のレンガ

(写真左上から)

吸気口

煙突の排気分を取り入れる。気密性の高い家屋では必須だが、そうでない家でもストーブ近くに設けると空気の循環がよくなり燃焼効率が上がる

 

貫通部

二重煙突とし、メガネ石を使用

 

ストーブ~遮熱板

61cm以上(可燃壁は1m以上)

 

金属板などのステージ端~ストーブ扉

46cm以上

火を使う機械である以上、薪ストーブの周囲にはある程度のスペースが必要。小さい子どもやペットがいる家庭なら、竹内さん宅のように周囲に柵を設けると、さらに安心です。

 

また燃料となる薪も、使用前には1年以上の乾燥期間が必要だそう。

 

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薪の水分量は12%以下が鉄則

 

薪は1年以上乾燥させ、水分量12%以下で使う。湿った薪は火つきが悪く、ストーブが暖まりにくいうえ、煙突にすすが付きやすく、ストーブを傷める。

 

使用量はひと冬に原木で2tほど。竹内さんの近所で購入する場合、広葉樹混合の原木2tを取りに行って2万数千円。リンゴの剪定枝や、大工仕事の端材、使わなくなった稲架棒などを無償でもらうことも多い。

その他、誌面では煙突掃除や薪のくべ方についてもご紹介。「最新 薪ストーブガイド」や薪を保存するための「『白フレーム薪棚』のつくり方」も掲載しています。

 

冬場、自宅で過ごす時間をより豊かに演出してくれる薪ストーブ。気になるという人は、「田舎暮らしの本」63ページからの特集を熟読しましょう!

文/新田穂高

写真/村松弘敏

 

 ※誌面画像の無断転載はご遠慮ください

 

 「田舎暮らしの本」最新号のお知らせ

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記事提供元

サイト名 宝島オンライン
URL http://treasurenews.jp/archives/23971/

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