里親というセカンドライフの選択肢
皆さんは、里親制度をご存知ですか?
親の病気や、家出、離婚、他いろいろな事情で家族と一緒に暮らせない子供を自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情の下、一緒に暮らす事が出来る制度です。
登録里親数は、平成25年度末で9,441世帯、うち3,560世帯に4,636人が暮らしています。
里親は、「専門里親」「養子縁組里親」「親族里親」「養育里親」の4種類があり、全体の8割を占める養育里親の場合だと、養育期間はひとりあたり月額72,000円(2人目以降は異なる)と教育費、医療費などの生活費が支払われます。
里親は人生経験豊富な50代以上が適任
里親になるためには特別な資格はいらず、都道府県が実施する研修への参加等で登録が出来ます。
年齢は25歳以上であれば登録有資格者となりますが、現実的には、人生経験豊富な方が求められている事もあり、その6割以上は50歳以上。60代、70代の方も多数いらっしゃいます。
経済状況にもよるかとは思いますが、何かの区切りがついた後、セカンドライフを、施設で暮らす子供達に家庭のぬくもりを伝えて、健全な大人を育成するという事に費やすのはいかがでしょうか。